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株主・投資家の皆様へ

HMT社長菅野隆二 当社は慶應義塾大学を母体とするバイオベンチャー企業です。動植物が自ら作り出す低分子化合物であるアミノ酸など「メタボローム」(代謝物)の解析試験を受託し、製薬企業の研究部門や公官庁・大学などの研究開発支援を行っています。また、特定の疾患を客観的に評価するバイオマーカー開発も手掛けており、新しい診断技術の開発 や創薬のための基盤技術を提供しています。

 2013年12月に東証マザーズに上場後は、上場で得た資金により次の飛躍のために、設備投資、人財投資を積極的におこない、上場後に20名のキャリア人財を採用することができました。その結果、メタボローム解析事業では、米国・アジア市場への海外展開を加速することができ、また、ホットな需要である機能性表示食品制度やTPP対応に向けた農産物のブランド化等を目的とした試験の受託を増やすことができました。またバイオマーカー事業では診断薬分野において経験豊富な担当者を採用し、うつ病診断薬の事業化を実現する基盤を構築することができました。それらの投資効果もあって、うつ病診断薬の実用化における重要なステップである研究用試薬を2016年度中に上市できる目処をたてることができました。最近、マスコミでの露出が増えたこともあり、精神科のお医者様、産業医様、また健診センター様から、多くの問い合わせをいただいておりますが、うつ病の有償受託検査の拡大および研究用試薬を上市することで、皆様のニーズにお応えしてまいります。

 これからもお客様、株主様を第一に、鶴岡で育まれたベンチャー精神を忘れずに、より良いサービスの提供と機動的な投資により、事業を成長させてまいります。さらに、うつ病診断薬の事業化を加速し、診断キットの早期上市を目指し、また、その拡大を通じ、社会へ貢献をしてまいります。

 上場企業としてコーポレート・ガバナンスを徹底し、ブランドを含めた企業価値の向上を目指してまいりますので、引き続き皆さまのご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2016年4月

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長 菅野 隆二