HMT Europeの星場勉です。7月25日にHMT Europeの開所式が開催されました。在オランダ日本国 猪俣弘司大使、ライデン市長レンフェリンク氏、さらにたくさんの地元の方々にご参加いただきHMT欧州法人の船出を祝っていただきました。

開所式はライデンバイオサイエンスパーク内のインキュベーションセンターにあるバイオパートナーで開催されました。オランダは今バケーションシーズンで、ライデン大キャンパスやサイエンスパークが閑散としているにも関わらず沢山の方々に参加いただきました。

また式典ではレンフェリンク市長、猪俣大使、また日本からはHMT菅野社長から暖かいスピーチを頂きました。HMTはライデンバイオサイエンスパークにおける第二の日本企業となります。参加された皆様とのお話から日本発のバイオベンチャーに大きな期待をひしと感じる次第です。

ライデンと日本の繋がりは江戸時代のシーボルト事件まで遡りますが、事件後シーボルト教授は欧州に戻りライデン大学を拠点に日本文化を西洋に紹介しました。ここでは彼のその功績が大変有名です。このような縁もありオランダ政府、InnovationQuater開発局、地元ライフサイエンスコミュニティーからは法人設立にあたって、ここまでするかというくらいの多大なサポートをいただきました。菅野社長のスピーチの中に「将来HMTが欧州で最も成功しているサイエンスパークの一つであるライデンバイオサイエンスパークと日本で成長を続ける鶴岡バイオサイエンスパークの架け橋になることができれば」とありました。ライデンと鶴岡でバイオをベースに新しいシナジー効果を生み出せるとすばらしいですね。

このイベント後、私はライデンがHMTにとって大きくステップアップできる素晴らしい地であることを確信しました。今後HMT グループが世界で大きく羽ばたけるよう頑張りますので応援よろしくお願い致します。

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