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学会

日本農芸化学会2018年度大会

3月15日~3月18日
愛知県
終了しました
 

 

概要

会期

3月15日(木)~18日(日)

会場

ウエスティン名古屋キャッスルホテル

名城大学(天白キャンパス)

住所

〒 468-8502 

名古屋市天白区塩釜口一丁目501番地

 

ランチョンセミナー

日時

3月17日(土)12時30分 ~ 13時20分

タイトル

新規機能性食品としての卵殻膜の腸炎抑制作用とマルチオミクス解析

座長

宮澤 陽夫先生

東北大学大学院農学研究科 教授

演者

加藤 久典先生

東京大学大学院農学生命科学研究科 特任教授

 

鶏卵の卵殻膜(Egg Shell Membrane, ESM)は、通常家庭ゴミや産業廃棄物として処理される。近年卵殻膜粉末や加水分解物に関して、いくつかの健康機能が報告されている。今回デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)投与マウスの腸炎モデルにおいて、卵殻膜微細粉末の摂取により症状が改善されることを見出した。そこでその作用機構を明らかにする目的で、メタボローム、プロテオーム、トランスクリプトーム、マイクロバイオームの解析を組み合わせて実施した。大腸や肝臓において、DSSにより誘導された炎症性サイトカインの発現がESMによって顕著に低下した。メタボローム解析等の結果より、肝臓のエネルギー産生系がDSS群では低下、ESM群では回復することが明らかとなった。DSSは盲腸内腸内細菌の多様性を低下させたが、これもESM群では回復していた。門レベルでの腸内細菌の解析では、対照群とESM群が似た傾向にあり、DSSによりもたらされたdysbiosisが改善されていると考えられた。細胞の解析などから、DSS群で腸管上皮細胞の健全性が損なわれてLPS応答が肝臓で生じるが、これらがESM群で顕著に改善されることが明らかとなった。さらにIL10ノックアウトマウスモデルにおいてもESMによる自然発症腸炎の改善効果が認められたので、併せて報告する。

 

 

 

 

 

 
 学会の詳細は日本農芸化学会2018年大会をご覧ください。

 

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