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株主・投資家の皆様へ

HMT社長菅野隆二 当社は慶應義塾大学を母体とするバイオベンチャー企業です。動植物が自ら作り出す低分子化合物であるアミノ酸など「メタボローム」(代謝物)の解析試験を受託し、製薬企業の研究部門や公官庁・大学などの研究開発支援を行っています。また、特定の疾患を客観的に評価するバイオマーカー開発も手掛けており、新しい診断技術の開発や創薬のための基盤技術を提供しています。

 2013年12月に東証マザーズに上場後は、上場で得た資金により次の飛躍のために、設備投資、人財投資を積極的に行い、2016年度にはその投資成果を上げることができました。メタボローム解析事業の売上高は製薬、食品、海外の成長に支えられて、前年同期比で約30%増加いたしました。大きな変化としては、メタボローム解析がアカデミアのための技術から、民間企業で応用できる技術になってきたと考えております。近い将来、メタボローム解析により各種のインデックス・指標が開発されて、生産管理、品質管理などへの応用も進んでくると考えています。バイオマーカー事業では大うつ病性障害マーカーとして考えられるPEAの測定研究用試薬キットのβ版の発表、また、子会社であるHMTバイオメディカル社の体外診断用医薬品製造販売業の認可取得など、大きな進展がありました。

 2017年度はメタボローム解析事業では、食品分野での利用拡大、海外展開では欧州拠点設置などをテコに更なる拡大を図ります。また、メタボローム解析を通して、医療分野ばかりでなく、食品、スポーツ、睡眠、ストレスなどが関連する健康産業への応用も加速させて行きます。バイオマーカー事業ではうつ病診断薬開発に係る臨床研究、事業開発を積極的に進め、またPEA測定研究用試薬キットの販売を計画しております。また、新たなバイオマーカーの探索技術開発を進めて行きます。

 これからもお客様、株主様を第一に、鶴岡で育まれたベンチャー精神を忘れずに、より良いサービスの提供と機動的な投資により、事業を成長させてまいります。さらに、うつ病診断薬の事業化を加速し、PEA測定用試薬の早期上市を目指し、また、その拡大を通じ、社会へ貢献をしてまいります。

 上場企業としてコーポレート・ガバナンスを徹底し、ブランドを含めた企業価値の向上を目指してまいりますので、引き続き皆さまのご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2017年7月

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長 菅野 隆二