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投資家の皆様へ

HMT社長菅野隆二 当社は慶應義塾大学を母体とするバイオベンチャー企業です。動植物が自ら作り出す低分子化合物であるアミノ酸など「メタボローム」(代謝物)の解析試験を受託し、製薬・食品企業の研究・開発部門や公官庁・大学などの研究開発支援を行っています。また、特定の疾患を客観的に評価するバイオマーカーの開発も手掛けており、新しい診断技術の開発 や創薬のための基盤技術を提供しています。

 2013年12月に東証マザーズに上場後は、上場で得た資金により次の飛躍のために、設備投資、人財投資を積極的におこない、2017年度の成果としては、メタボローム解析事業では、開発を進めていた新商品Mediator-Scan(脂質解析)を今年4月に発表することができました。また、将来の成長を支える民間会社からの売上が食品企業を中心に順調に増加し、海外展開としてはオランダライデン市に営業拠点を設置することができました。2018年度は中国への進出、新商品としてはCE-Orbitrapを利用した高感度の画期的新商品を発表することでお客様の満足度をさらに高めたいと思っています。また、メタボローム解析を通して、医療ばかりでなく、食品、スポーツ、睡眠、ストレスなどが関連する健康産業への応用も新事業として、加速させて行きます。

 バイオマーカー事業では大うつ病性障害バイオマーカーと考えられるPEAの測定用研究用試薬を有償出荷できました。また、論文が日本精神神経学会誌に掲載され、学術的な価値が評価されました。うつ病マーカーについての2018年の取り組みは薬事申請のための戦略を確定して、申請のための準備に取りかかる予定です。

2018年度は上記の業績推進ばかりではなく、組織変革を大きく進めてまいります。7月1日付けで執行役員制度を導入し、経営陣の強化を図りました。今後のHMTの海外展開、BM事業推進の加速は新執行役員二人のリーダーシップによって成し遂げられると確信しています。また、4月入社の新人(博士5名、修士1名)が、知的好奇心と優れた感性でHMTの次の飛躍を推進してくれると思っています。

 これからもお客様、株主様を第一に、鶴岡で育まれたベンチャー精神を忘れずに、より良いサービスの提供と機動的な投資により、事業を成長させてまいります。さらに、うつ病診断薬の事業化を加速し、PEA測定用試薬の早期上市を目指し、また、その拡大を通じ、社会へ貢献をしてまいりますので、引き続き皆さまのご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2018年7月

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長 菅野 隆二