日本食品科学工学会第63回大会

HMTは愛知県名古屋市で開催される第63回日本食品科学工学会にて出展およびランチョンセミナーを行います。

概要

会期 8月25日(木)~27日(金)
会場 (愛知県名古屋市)
住所 〒468-8502 名古屋市天白区塩釜口1丁目501

 

ランチョンセミナー

日時 8月26日(金)12:15~13:00

会場 共通講義棟北2階 N202

参加費無料(お弁当付き)

                      ※当日8:15より大会総合受付にてお弁当引換券を配布いたします。

 

ごはんの「おいしさ」の違いをCE-TOFMS解析で探る

演者 農研機構次世代作物研究開発センター 堀清純先生

 要旨

 一般的に、胚乳内の澱粉の一種であるアミロース、タンパク質や脂質の含有量が低いと炊飯米の食味評価が高くなり、微量元素と食味の関係についても研究が進められている。しかしながら、それ以外の含有成分と食味の関係については、不明な点がまだ多い。そこで、炊飯米の食味が優れている「コシヒカリ」に着目して、網羅的な代謝産物測定が可能なCE-TOFMSによるメタボローム解析を実施した。解析の結果、200種類以上の代謝物質が検出され、糖類(Sucrose、Glucoseなど)、アミノ酸類(Aspartic acid、Glutamic acidなど)、有機酸類(Citric acid、Malic acidなど)が含まれていた。これらの代謝物質の含有量が、コシヒカリの良食味を構成している可能性について考察する。

 

学会の詳細は日本食品科学工学会第63回大会ウェブサイトをご覧ください。

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