こんにちは、メタボローム解析事業部の佐藤康博です。6月2日から4日まで行われました第17回日本抗加齢医学会総会に参加してきました。
今回の趣旨は抗加齢の分野でメタボロミクスがどのように活用され研究されているか知ることと共に、普段は鶴岡の研究所でデータに触れるだけの私が、実際にお客様と接することでメタボローム解析に求められるニーズを肌で感じたいという思いがありました。
私の主な役割はHMTが設置した企業ブースに立つことでしたが、(今をときめく)腸内細菌に関連した企業や、抗加齢ということで健康を意識した飲料やサプリメントに関わる企業、他にも化粧品や増毛といった、合計91社の企業が出展されていました。
弊社のブースには既存のお客様をはじめとしてクリニックの先生方が足を運んでくださいました。実際にコミュニケーションを取っていく中で感じたのは、メタボロミクスは私が想像している以上に広く知れ渡った研究分野であるということでした。一方で、私個人としてはメタボロームに関しては一定の話が出来るものの、抗加齢とメタボロームを結びつけた話や、メタボローム解析の先を見据えた臨床検査の未来を語るとなるとトークを続けることが難しく、自分の至らなさを痛感しました。
普段の業務では意識することが少ないメタボローム解析の活用法やニーズをお客様から直接聞けたことは、私にとって非常に刺激的でした。今回の経験を通してより良い解析サービスの構築に繋げていきたいと思います。