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HMTからのお知らせ

Metabolomics 2009 – 出展レポート


エバンジェリスト(営業)の石川玄です。今回は日本の技術力を海外の研究者の皆様にも伝えるべく、メタボロミクス会議に参加してまいりました。

上空12000メートルから降り立った先。そこは一面肥沃な農業地帯が広がるアルバータ州の平原でした。そう、これからエドモントンというアルバータ州都にて、国際メタボロミクス会議が開かれるのです。エドモントンはカナダで5つめに大きい都市で、かのカナディアンロッキーの北の玄関口です。学生一人あたりの蔵書数がカナダ一という巨大な図書館を持つアルバータ大学があり、緑の多い街でした。

私は運命に導かれ今HMTという会社におり、普段は日本国内で活動していますが、国際会議は日本の技術力を広めるよいチャンスです。主に技術営業をしておりますので、会期中はブースに詰め、各国の研究者へ直接思いを伝えてきました。これまでは海外の研究者の方とのやりとりはほとんどメールでしたが、やはり直接対面での説明の方がこちらの熱意も伝わりますし、向こうの疑問点もよく伝わってきます。みなさん非常に興味を持って聞いてくださり、最新の実績や大賀・篠田の発表について、さかんに質問を受け、HMTのCE-TOF MSによる測定技術が世界でも注目されているという実感を得ました。

私は初参加ですが、HMTとしてブースを出展するのは去年に引き続き2回目です。日本からの出展で、日本と勝手が違うことも多いですが、展示会担当者のスティーブンが非常に協力的で、スムーズに進めることができました。社長レポートの写真にあるように、日本の技術力アピールのためはっぴを作成しました。エドモントンのホテルで非常に目立ち、「売ってほしい」と言われるほど好評でした。また、ベーシックプランの広告を入れたポケットティッシュも配布しました。外国のポケットティッシュはふたがついてシールで閉めておくタイプのものが主流ですので、ワンタッチで簡単に引き出すことができる日本のポケットティッシュは「Japanese Tech!」と言って興味を持ってもらえました。コーヒーのお共にと差し上げていたコアラのマーチもあっという間になくなってしまうほど気に入ってもらえたので、今回の学会ではCE-TOF MSに加え、はっぴ、ハイテクポケットティッシュ、日本の伝統的なお菓子と、日本の文化を余すところなく広めてくることができました。

あっという間の3日間が終わった後はサンフランシスコで活動を行い、帰国後も学会で興味を持ってくださった方へのメール対応、そしてまたこの原稿を書いている今、サンディエゴで営業活動を行っています。新たな出会いと成果のために、これからも太平洋を越えることが多いでしょう。そして、ユーラシア大陸の西側諸国へ、アジアにも。そこにメタボロミクスを求めている研究者がいる限り、私たちの活動は止まりません。これからもエバンジェリスト(営業)として、メタボロミクスの布教活動にいそしんでまいります。

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