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エッセイ

会長ブログ:たかが微生物、されど微生物、でも、やっぱり最強微生物が地球を救う


お正月に子供、孫たちが集まり新年会をしているときに、オーストラリアでの広大な地域での森林火災でコアラも犠牲になっているというNEWSが流れました。

孫がコアラさん可愛そうと悲しそうな顔をしました。そのとき、ふと、この孫達の将来は大丈夫かと頭をよぎりました。Australian koala wildlife in the fire

最近の温暖化の影響は世界各地で起こっているこのようなNEWSばかりではなく、日本でも台風19号など身近な出来事として、何か大変なことになるのではないかと思い始めている人が増えているように思います。SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みも、遅いと感じながらも、着実に進んでいます。グレタさんのスピーチで加速できるかもしれません。

温暖化を止めることは出来るのか? 地球は維持できるのか? 人類は生き延びることはできるのか? 科学者によって、悲観的な見方、楽観的な見方などさまざまな予測がなされていますが、はっきりしていることは、エンドポイントの時間的な予測以外の方向性は一致していて、このままでは、将来、今の生活は維持できなくなるということです。

SDGs

出典:外務省ホームページ

 

一方で、最近、腸内細菌も含めて、微生物に対する注目度が増してきているように思います。

微生物は人を含めた生物の生活、地球の維持には不可欠な存在で、多くの生物と共生していることが知られています。もし、微生物がいなかったら、生命、地球は維持できません。

皆様ご存知の通り、微生物はいろいろなところで、我々人類と関わっています。食品分野においては、微生物による醗酵なくして旨さの創造は考えられません。医薬分野でも、抗生物質の産生などは微生物のなせる業ですし、環境分野における土壌、汚染の浄化にも不可欠な存在です。

微生物がいない場合に同じことをしようとしたら、不可能なことは山ほどありますし、できるとしても莫大なエネルギーと時間が必要になります。逆に言えば、これからSDGsを意識し、地球を維持するという観点で考えると、もっともっと微生物の営みや実力を解明して、利用する方法を考えるべきだと思います。

生産という観点でみると、これから求められるイノベーションは非連続な生産性の変革であり、たとえば、エネルギーをほとんど使わずに、太陽光、水、空気と何かの原料だけで何でも出来てしまうようなことを考える必要があるのではないでしょうか? このようなことを実現できるのは微生物以外に考えられませんよね。温暖化の元凶であるかもしれない、自動車関連、石油化学関連を根底から変えるようなイノベーションが必要なのです。もちろん、微生物は人にとって良い面をもつばかりでもなく、病気の原因ともなりえますから、注意深く扱う必要があると思いますが、改めてポジティブな意味で微生物にスポットを当てる必要があると思います。

SDGsが社会的にもっと大きな変革のイニシアティブになってゆくと、SDGsの17の達成項目のうち、②、③、⑥、⑦、⑨、⑫、⑬、⑭、⑮の関連は微生物の出番があるように思います。“微生物が地球を救う”は本当なのかもしれません。

微生物の働きといえば、代謝そのものですから、この微生物への注目が高まることはHMTの出番となると思っています。とすると、地球を救うのはHMTですかね。(笑)

 

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メタボロ太郎なう

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