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写真1
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写真2
10月2日~4日に東京ビックサイトにて第30回となる食品開発展が開催されましたので、1月の健康博覧会との比較も兼ねて参加してきました。(写真1、2)
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記事1
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記事2
食品業界の美味しさ、安全性のみならず、健康・予防に向けた新商品開発ニーズの増大からか過去最高の570社が出展致しました。講演会も有料にもかかわらず、満席テーマが多数出たようです。何か一つでも、商品価値を高めることや差別化のヒントを得ようと食品メーカーが必死になっていることがわかります。国も農水省、厚労省を中心に予防・健康づくりに1,025億円の概算要求をしています。(記事1)
もう一つのトレンドは機能性表示食品が2,200品目(記事2)を超えている現状、今までとは何か違った機能性や関係する物質の特定で差別化や良さの訴求を見出そうとしている会社が増加している事です。その結果、最近の食品分野でのHMTへのメタボローム解析依頼は臨床系試料の試験が増加しており、なおかつ、大型化の傾向があり、独自の知見を得ようとしている企業が増えていると実感しています。例えば、クロレラでも、新たな知見を求めたメタボロミクス解析を含めた研究も始まっています。(記事3)HMTにとっては追い風が吹いている状況だと感じています。
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記事3
一方で、お陰さまで、すでに多くの出展企業には、弊社のメタボローム解析をご利用いただいておりますが、(写真3,4)個人的には、まったく接点がなかった企業から、今回の展示会で有望な商談をいただきました。食品・健康食品会社は本当に裾野が広いことも感じます。
さて、参加目的の一つである健康博覧会との大きな違いは、食品開発展は大手の食品、関連会社が多数出展していることと、当然のことながら、スポーツ・健康器具系の展示はない事で
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写真3
す。その意味では食品開発展のほうがHMT向きなのかもしれません。(写真5)
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写真4
健康管理というと、食品、スポーツ、睡眠、ストレスの管理といわれていますが、ここ約1年の変化で、気になったのは睡眠関連の健康食品、機能性表示食品が増加しているように感じる事です。グリナは機能性表示もしていて、すでに有名ですが、最近はネーミングも面白い商品として、ネルノダ、ぐっすりずむ、ネムリス、グッスミン、ネナイト、良眠生活、などが市場を賑わせているようです。10月12日から睡眠に関連した日本時間生物学会が金沢で開かれますが、HMTはランチセミナーに参加します。この分野でもメタボローム解析が役立っています。
HMTでは、今回の展示会で新サービスとして、腸内細菌解析に特化した、解析サービスを発表しました。腸内細菌の研究テーマはたくさんあり、手軽に使えて、バイオの専門家がいなくても利用できるニーズにお答えするために、腸内細菌解析パッケージプランを発表しました。紹介セミナーには多くの参加者があり、手ごたえを感じています。
今回の展示会に参加して、HMTが“健康で豊かな暮らしに貢献する”というミッションを食品関連の解析を通じて実現しているように感じました。直接的に貢献するためには、弘前大とHMTとのコラボのメタボロミクスイノベーション学講座などでの活動を通して、健康評価法、予防・予知などと食品との関係での開発を加速する必要があると思っています。
医食同源という言葉ありますが、本当に食は奥が深いですね。
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写真5