こんにちは、バイオメディカルグループの大賀です。
先週(というより、もう先月ですね)は、大阪・東京で開催されたメタボロミクスセミナーでお話をさせていただきました。普段あまり得られない、社外の研究者と意見交換する機会もあり、私自身も良い勉強になりました。年度末で忙しいこの時期、時間を取ってご参加いただいた皆様にとって、多少なりとも役立つ情報が届けられていれば嬉しいのですが…
さて、井元さんの記事にもありましたが、実は私、2月25日の大阪会場に到着するまでに、ちょっとしたアクシデントに遭遇していました。
当日は羽田から朝の便で伊丹に向かう予定だったのですが、いざ空港に行ってみると、何と全便欠航!?なんでも、春の陽気がもたらした濃霧が原因だったとか。この季節、庄内空港では(冬の)天候不順があり得ると思い、大事を取って前日に東京入りしたのですが、これでは一体何のためにっ!
その瞬間、頭の中で後悔の念と、言い訳の弁と、試合終了のホイッスルが鳴り響いていました。あの時の感覚、大学に在りし時、寝坊した必修実験(午後)が行われている教室に踏み込む時以来、の絶望感だったような…
結局、新幹線に振り替えることでセミナーには間に合い、学生時代とは違って事なきを得ました。何とか関係者様への迷惑を最小限にできた(はず?)のですが、改めてもし到着できなかったら、と思うとゾッとします。何事も、想定しうる全ての可能性を排除せずに留め置くもの、ですね。
そんなこんなで、理由はともかく、久しぶりに学生時代を思い出した訳です。気づけばもう3月、今年卒業される学生の皆さんは卒論も終え、残り少ない学生生活をかみしめつつ過ごされているのでしょうか?社会人としての新生活の前に、色々な「学生修め」を楽しんでいる方もいらっしゃるのかもしれませんね。
また学生さんに限らず、生活であったり研究テーマであったりと、何かが変化する直前のドキドキ感を楽しむには、うってつけの季節になったのではないでしょうか。
一方で、季節の変わり目は、心も体も何かと調子を外し易くなるものです。私も陽気に浮かれすぎないよう、心のネジをちょっとだけキツくして、今年度の締めくくりを迎えたいと思います。
と、いうか、ここまで書いてて何ですが、コレ読んでる学生さんっていらっしゃるんでしょうかね?まぁ、全ての可能性を排除しない、ということで…