日を追うごとに寒くなりますね。B&Mの大賀です。
去年の今頃は、ちょうど羽黒山の紅葉が盛りだったのですが、今年はもう終わってしまいそうだとか。こちらに来て3回目の季節ですが、毎回違うペースで流れていくのでぼやぼやしていられません。今年も秋も、葉が落ちる前に、紅葉狩りに行きたいものです。
さて、先週は東京で開催された「体外診断医薬品の開発」に関するセミナーに参加しました。CRO、産学連携機関、それから臨床医師と、4名の先生方を招いてみっちり丸一日、開発試験から薬事申請、マーケティングに至るまでのノウハウを仕入れてきました。
もちろん日頃から本やインターネットでの勉強はしていますが、実際の成功事例や申請を手がけた方のお話を聞くことで、断片的だった知識が繋がり、、今まで理解できなかった仕組みや制度も意外とすんなり頭に入りました。
また、臨床医師の先生からは「検査キットと一緒に診断閾値が変わったせいで医療現場が混乱した」などの課題を提示していただくことで、ただ性能が良い検査法を世に出すだけではなく、従来の医療からスムーズに移行する体制作りが必要といったような新しい問題意識を持つことが出来ました。
HMTでは、こういったセミナーや学会に参加するチャンスが頻繁に得られるので、各人が仕入れた情報を共有し、事業部全体のノウハウを常にブラッシュアップしています。今回の内容も、記憶が褪せる前に、しっかり復習しておきたいものです。…いや、しっかりやります。