社長の菅野です。11月は嬉しいことが二つありましたのでご報告します。

一つは、山形県の名誉ある産業賞を頂けたことです。11月3日、文化の日に旧県庁の文翔館で厳かに贈呈式と記念祝賀会が行われ、県産業賞を頂きました。2014年度は2企業、2団体が選ばれました。同時に齋藤茂吉文化賞の表彰もあり、 山形県の文化人の方ともお近づきになることができました。

ショートスピーチでは地元鶴岡市への貢献として庄内空港への国際線の就航が目標の一つであるというお話をさせていただき、夢のある話として場を盛り上げることができたのではないかと思います。 懇親会では、吉村美栄子山形県知事と記念撮影もさせていただきました。

二つ目は、東北ニュービジネス協議会が主催する第2回イノベーションアワード大賞を受賞したことです。昨年が鶴岡のスパイバー社でしたので、2年連続で鶴岡からのイノベ―ションアワード大賞の受賞となりました。これは、鶴岡市の先進的な取り組みが認められたという証ではないでしょうか。

記念講演では、鶴岡市が行ってきた取り組み、大学の誘致から始まり、大学での研究成果が産業として根付き、それが人材の還流、雇用の創出へとつながる地方創生モデルについてお話しさせていただきました。当社でも東京から戻ってきた地元出身者だけでなく、まったく別の地方の出身者も働いておりますので、微力ながら地方創生のお手伝いができているのではないかと思います。

このような賞を頂けたのは、今までの基盤を作り上げた社員の努力とともに、慶應義塾大学、山形県、鶴岡市、株主の皆様、そして、当社を育ててくださったお客様からの多大なるご支援のお陰です。当社を支えてくださった皆様に、あらためて御礼申し上げます。

今後も引き続き、皆様のご期待に応えられるよう、メタボローム解析事業の拡大と、うつ病診断薬の開発に鋭意取り組んでまいりますので、引き続きご支援をいただきたく宜しくお願い申し上げます。