HMTの井元淳です。今日はあまり天気が良くないですね。
先週、HMTの海外事業展開のために、北アメリカ地域のコンサルタントをしてくださるウイリアムさんがはるばるアメリカ・ユタ州からHMT本社を訪問されました。ちょうど鶴岡では桜が満開のときで、非常に喜んでおられました。HMTの事業や研究についてのプレゼンテーションを行い、メタボローム漬けの3日間で「勉強することがたくさんあるよ…」とおっしゃっていましたが、プレゼンテーションを聞いただけで要点はきっちり掴んでいらっしゃいました。
ウイリアムさんはGC/MSのグラスキャピラリーについての研究で分析化学の学士号を取り、その後ヒューレット・パッカード(HP)で15年近く分析化学分野で仕事をしてこられました。1992年にはMBAを取得され、それ以来多くの企業のコンサルタントを務めていらっしゃいます。知的な感性とウィットに富んだ会話で、HMT社員の心の扉をさりげなく開いていかれました。
ウイリアムさんからはアメリカと日本のビジネススタイルの違いについてプレゼンテーションしていただきました。とてもプレゼンテーションが上手で、示唆に富む内容でありながら笑いっぱなしの15分間でした。
帰り際には友好の証にと、ドリームキャッチャーをいただきました。映画ドリームキャッチャー(2003年公開)でご存知の方も多いかと思いますが、ドリームキャッチャーは窓辺に吊るしておくと良い夢だけを通し、悪い夢を捕まえ太陽の光で焼き消してくれるというアメリカインディアンのお守りです(諸説あります)。2009年度の門出にふさわしい、素敵な贈り物ですね。もちろん早速HMT本社の窓辺に飾ってあります。