こんにちは、バイオマーカー・分子診断事業部、略してB&Mの大賀です。弊社の組織編成により、挨拶のテンプレが変わっておりますが、中身は元のままですのでご安心(?)下さい。
「いよいよ」というか、あるいは「もう」というべきか、6月になりましたね。こちら鶴岡は短かった春が通り過ぎ、今日は何だか、もはや夏ではなかろうかという陽射しです。先週末まではしばらく曇り空も続いたのですが、日曜日からはうってかわっての澄んだ青空。冬の間は滅多にお目にかかれなかった鳥海山の山頂も、残雪が分かるほどはっきり見えましたよ。基本的に晴れ空が好きな人間ですが、しばらく天気が悪い後の晴れ、というのはまた格別に気持ちよく感じます。
ところでこんな私、実は先日までちょっと、テンション下り気味でした。というのも、投稿した論文のリジェクトの通知が届いたせい。
(ちなみにサイエンティストでは無い方の為に、リジェクトとは、投稿論文に対して「あ~、君の論文はまあ素晴らしい。だがあそこのデータもここの考察も足りてないから二度と送ってくるな!」という雑誌編集者・審査員からの生優しくも手厳しいお便りのことです。)
レベルの高い雑誌に発表するためには当然あるべき壁ですが、研究成果に自信があればあるほどショックは大きいもの。また論文を書くに際にはデータ作りや推敲など、多くの方に助けてもらっているので、やはり申し訳なく感じます。
とはいえ、ただ落ち込んでいるところで新しいデータが出るわけでも無し。現在は次の雑誌にチャレンジするための推敲作業に励んでおります。今はまだ、見通しが暗い中ですが、アクセプトという「晴れ」を目指して、ガシガシ書き直しますよ~
なお、本気で書くネタがなかった今回、リジェクトをくらったことがある意味で「太陽」みたいな存在に感じてしまった自分は、さすがにどうなんだろうかと思いました。