メタボローム解析事業部の丸山です。
夏真っ盛りの8月5日(土)、毎年恒例の、HMTこども科学実験教室を開催しました!
開催当日は晴天で、みんなの日に焼けた肌も眩しく、定員数を超える34名のお子さんが
集まってくれました。
今年のテーマは『不思議な物質 ウーブレック』。材料は片栗粉と水というシンプルな
ものなのですが、これを混ぜ合わせると「ゆっくり触ると液体」、「素早く触ると固体」
という振る舞いをする不思議な物質に早変わりします!
これは非ニュートン流体の一種の現象なのですが、「なぜだろう?」を楽しく学んで
もらうのにぴったりのテーマだと考えました。
集合した当初は緊張した面持ちのみんなでしたが、アフロにヒゲ面、関西弁の我らが
大先生が登場した瞬間、会場の緊張が一気に解け、和やかな実験スタートとなりました。
配布された材料の白い粉と水に、最初は「これのどこが不思議な物質なんだろう?」と、
疑問顔のみんなでしたが、2つを混ぜ合わせてびっくり!触った感覚の不思議さに、
あちらこちらから「何だこれは!?」という驚きの声が上がっていました。
実験が進むにつれて、自分で気付いたことを先生達に報告してくれるお子さんも多くいて、
「時間が経つとお団子のように固まった!」や「色の違う2種類を混ぜ合わせたらどうなる
だろう?」というように、更に実験を発展させて楽しむ子供たちが沢山いました。
今回の実験では、子供たちの創造力や応用力の豊かさに私たちも驚かされました。
「なぜだろう?」と思い、自分達でやってみる。よく観察して、新しい発見をする。という、
科学のもっとも大切なことを十分に体験できた1日だったのではないでしょうか。
来年、HMTこども科学実験教室は記念すべき第10回目を迎えます。
10年の節目にふさわしい企画を用意して皆さんをお待ちしておりますので、来年もぜひ
ご参加ください!