HMTの井元淳です。今日は晴れて気持ちいいですね。

11月21日～22日に六本木ヒルズで行われたOpen Research Forum 2008(ORF 2008)に慶応義塾大学の冨田研究会のブースでCE-TOFMSを紹介する展示をしました。

ORFはSFC研究所(慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス)が主催する、SFCでおこなわれている研究活動を多くの方々に知っていただくために毎年行っているイベントで、今年で13回目になります。各研究会がプロジェクトの紹介をする展示を行うほか、パネルディスカッションも行われ、今年は民主党副代表前原 誠司氏や楽天株式会社三木谷浩史社長らが招待されていました。

全体的にどの研究会もレベルが高く、学生の主体性が見える素晴らしい研究が多くありました。ただ、自分がやっている研究のおもしろさを伝えるには、やっている研究内容を事実として伝えるだけでなく、どこがおもしろいのか、どこが他とは違うのか、その研究をどうしたいのか、自分ではっきり分かっている人と分かっていない人では説得力が違うということを改めて感じました。

学生が多いだけに、他の展示会や学会とはまた違った活気があるフォーラムで、私としても大変勉強になりました。

次は11月26、27日に醗酵食品分野の研究者の方々を対象にしたセミナーを行います。