先導助成

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2018年度先導助成授与式を執り行いました

冬の気配が濃厚になってまいりました。こんにちは、HMT永石恵美です。

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2017年度先導助成授与式を執り行いました

こんにちは、HMT永石恵美です。2018年がやってきました。今年もよろしくお願い致します。…

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2016年度先導助成授与式を執り行いました

こんにちは、HMTの永石恵美です。

11月22日小春日和の中、東京で7回目の2016年度の先導研究助成の授与式を執り行いました。

早朝に大きな地震があり、交通の影響が心配されましたが無事に行うことが出来ました。dsc_9948

今年度の先導助成は新規性・意外性があるものが選ばれたようです。

2016年度の採択課題については「2016年度HMTメタボロミクス先導研究助成 採択研究課題を発表しました」をご覧ください。

 授与式では採択者のみなさんに一言ずつコメントをいただきました。

 

林 友鴻さん

神戸大学大学院医学研究科 循環器内科学分野の林 友鴻と申します。20161122_4
この度は2016年度HMTメタボロミクス先導研究助成に採択頂きありがとうございました。

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私たちの研究室では、「腸管からの免疫修飾により慢性炎症性疾患である心血管病の予防ができないか。」という考え方で、腸内細菌に注目した基礎研究・臨床研究を行っています。今後心不全患者の増加が予想されますが、未だ病態が解明されておらず治療法が確立していない部分も多くあります。2030年には我が国における心不全患者数は130万人に達すると推計されており、臨床上の問題に加えて医療経済も含んだ問題として捉える必要があります。この度採択頂きました研究において、私は心不全発症に関わる腸内細菌叢の調査ならびにその代謝関連機序の解明について検討を行ってまいります。このような大変名誉な賞を頂くことができ、深く御礼申し上げます。この度頂いたチャンスを、研究成果として、また患者さんに還元出来るように一層尽力して参ります。今後ともどうぞ宜しく御願い致します。

 

新潟大学保健学研究科生化学分子生物学研究室の佐藤 茉美です。

20161122_6このようなすばらしい賞にご採択いただきましてありがとうございました。わたしが御社のお力をお借りして明らかにしたい課題は尿毒症物質インドキシル硫酸がマクロファージの自然免疫の機能に及ぼす影響です。腎不全で透析を受けている患者さんは健常な方と比べて感染症で亡くなるリスクが高いという問題がありますがその詳しいメカニズムがいまだによくわかっていないために具体的な感染症への対策が立てにくいという背景があります。腎機能のひとつに、不要な代謝物の排出がありますが、腎不全の状態ではそれが上手く機能せず、不要なメタボライトが血中にたまることで体に不調をきたします。透析によって除きにくいメタボライトの一つにインドキシル硫酸というものがあります。インドキシル硫酸と、感染症防御の第一線である自然免疫を担っており、獲得免疫への橋渡しも行うマクロファージとの関連性が何かあるのではないかと着目いたしました。私たちの体が健康だということは細胞の機能が健全であるということでして、細胞の健全な機能というのは健全な代謝に支えられてあるものなんだと改めてこの賞を受賞して思うようになりました。今回御社のお力をお借りしていただいたデータは一つも無駄にすることなくしっかりと論文として成果が出せるように研究に邁進してまいりたいと思っています。ありがとうございました。20161122_7

 

 

東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻の金子 真大と申します。この中では少し異色な学科かもしれません。このたびは先導研究助成に採択いただきありがとうございました。

dsc_9932細胞内の代謝というものは電子移動を伴う多数の酸化還元反応により構成されているので、見かたを変えると細胞内の代謝は電子の流れとして考えることができます。したがって、細胞内の電子の流れを制御することは細胞内の代謝経路・活性を制御することと本質的に同じであると考えられます。このことに注目して、私が所属する研究グループでは、細胞膜を透過する細胞親和性電子伝達ポリマーを開発し、細胞内からの電子の引き抜きとそれによる代謝改変を実現してきました。この手法によって、バイオプラスチック生産菌によるバイオプラスチック生産能の向上などを達成してきましたが、これまでは電子引き抜きによって引き起こされる代謝変化の部分的なものしか把握できておらず、代謝全体で見たときにどのような変化が起こっているのかの理解が進んでいませんでした。今回採択いただいたメタボローム解析を行うことによって、細胞内からの電子引き抜きによって引き起こされる代謝変化を包括的に理解し、本研究をより大きく発展させていきたいと思っております。今回はこのような名誉ある賞を20161122_3いただきありがとうございました。

 

 

お忙しいところご足労いただきありがとうございました。

みなさまの研究の発展が楽しみです。…

2015年度先導助成授与式を執り行いました

こんにちは、HMTの井元淳です。東京は小雨ですが、北陸、北日本は大荒れの予想になっていますね。

先週の11月25日、鶴岡で2015年度の先導研究助成の授与式を執り行いました。

2015年度の採択課題については「2015年度HMTメタボロミクス先導研究助成 採択研究課題を発表しました」をご覧ください。

授与式では採択者のみなさんに一言ずつコメントをいただきました。…

2014年度先導助成授与式を執り行いました

こんにちは、HMTの井元淳です。今日から寒くなるみたいですね。

東京は観測所が移転し900m離れた場所になることで観測上気温が下がりそうなんだそうです。あくまでも観測上であり、実際には変わらないらしいのですが、天気予報で低い気温を聞くだけでなんだか今までより寒いような気になりそうですね。

11月20日、東京事務所で2014年度の先導研究助成の授与式を執り行いました。

2014年度の採択課題については「2014年度HMTメタボロミクス先導研究助成 採択研究課題を発表しました」をご覧ください。

授与式では採択者のみなさんに一言ずつコメントをいただきました。…

【研究者インタビュー】名古屋大学大学院医学系研究科 伊藤嘉規講師

名古屋大学大学院医学系研究科で小児医療について研究をなさっている伊藤嘉規先生にお話を伺いました。

伊藤先生は主に小児科学、ウイルス学の分野で研究を続けていらっしゃいます。2010年にHMTメタボロミクス研究助成を受賞された鳥居ゆか先生も伊藤先生の研究室で研究されています。

―初めに、研究課題について簡単に説明していただけますか?

我々の研究室では主に基礎研究、臨床研究の二つの柱に沿って研究を行っています。…

2012年度先導助成授与式を執り行いました

こんにちは、HMTの井元淳です。3月なのにすっかり桜が満開ですね。

HMTメタボロミクス先導研究助成式次第3月19日、東京事務所で2012年度の先導研究助成の授与式を執り行いました。

2012年度の採択課題についてはこちらをご覧ください。

去年は間違えてパーティー用の目録を購入してしまったので、今年は注意してちゃんと式典用を購入しました。

授与式では採択者のみなさんに一言ずつコメントをいただきました。…

2011年度先導助成授与式を執り行いました

こんにちは、HMTの井元淳です。今日はいい天気ですね。

11月8日、鶴岡市にあるHMT本社で2011年度の先導研究助成の授与式を執り行いました。

採択者のみなさんは授与式の後、同じく鶴岡市で開催された第35回キャピラリー電気泳動シンポジウムにも参加されました。

2011年度の採択課題についてはこちらをご覧ください。

今年も目録を用意したのですが、どうやら間違えてパーティー用を買ってしまったようです。。それなりに立派だったので、多分採択者のみなさんにはバレてないと思います:P

授与式では採択者のみなさんに一言ずつコメントをいただきました。…

大激戦 2011年度先導研究助成

HMTの井元です。今日は久々にいい天気ですね。

先導助成へのご応募ありがとうございました!今年もたくさんの方にご応募いただき、倍率は10倍以上となっています。今年から申請書の送付先が東京になったため、バイク便や直接持ち込んでいただいた方もいらしゃいました。

写真は全応募者の封筒です。とても重いです。

今週から選考委員会での一次審査に入ります。

CE-MSとイメージングMSを組み合わせた最先端分析でてんかんのメカニズム解明

こんにちは、B&Mの篠田です。2009年度よりHMTでは大学院生を対象に助成事業を行ってきました。今回は、初年度に受賞され、助成を受けて行った研究が盛り込まれた杉浦悠毅研究員(浜松医科大学)の研究結果がPLoS ONEに公開されましたのでご紹介します。

イメージング質量分析(IMS)が組織サンプル中の代謝物質の局在を、in situ ハイブリダイゼーションの様に可視化できる一方、CE-MSは1度の分析で代謝中間体まで網羅的かつ定量的に分析できます。…

メタボロ太郎なう

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