写真は2012 BIO International Conventionで各社が配布していたノベルティのボールペンです。約100本あります。…
気候はまだ涼しいボストンが、先週は2012 BIO International Conventionで世界のホットスポットとなりました。
世界最大のバイオイベントですので、ボストンは市をあげて取り組み、BIO関係者ばかりではなく、多くの市、州の政治家なども参加していました。みな揃って「バイオ都市にようこそ」を連呼していました。確かに昔のボストン=MITから、今はボストン=バイオのイメージが強くなったと思います。…
こんにちは、バイオメディカルグループの篠田です。今回は特許の話をします。みなさんは、遺伝子配列は特許になると思いますか?アメリカ連邦地方裁判所によると、答えは…
こんにちは。バイオメディカルグループの大橋です。
2月12日号のNatureに”Metabolomic profiles delineate potential role for sarcosine in prostate cancer progression”という論文が発表されました。論文の内容については[こちら]をご覧ください。
大学院ではよく、「論文は批判的に読め」と指導されます。これは、「人の論文のアラを探せ」という意味ではなく、論文に書かれている研究結果やその解釈について、自分の経験と照らし合わせて本質的なものとそうでないものを区別しろという意味です。そのような意味で、論文の行間を読みながら本質を見抜いていくのは容易でありません。
このNature論文は、いろいろなところで紹介されていますが、強調されている点は様々です。解釈は十人十色だということでしょう。また、多くの人から解釈についていろいろ問われます。これは、この論文がこれまでに有名雑誌で紹介されたメタボロミクス関連論文とは明らかに違う価値があると多くの人が感じていることを示しています。
そこで、メタボロミクスの研究者として、どのようにこの論文を解釈しているかについての私見を述べてみたいと思います。…
こんにちは、HMTの菅野隆二です。
10月中旬に慶應大学の曽我先生とアメリカ、ヨーロッパを2週間にわたるメタボロミクスの旅を実現しました。目的はCE-MS技術の海外への普及活動とメタボロミクスビジネスのマーケット調査です。強行軍の2週間でしたが、多くのメタボロミストと情熱的にメタボロームを語り合い、本当に充実した時を過ごすことができました。今回はそこで得たいくつかの“気づき”をお話したいと思います。…