こんにちは、バイオメディカルグループの大賀です。
昨日はカナダ McMaster 大学 Associate Professor の Dr. Philip Britz-McKibbinが鶴岡研究所の視察においでになりました。
博士は現在のメタボロミクスを牽引する研究者の一人で、HMTと同じくCE-MSを使って多くの研究成果を発表されています。私自身は昨年のメタボロミクス国際会議で初めてお会いしたのですが、ポスターの前で一つ一つの質問について丁寧にディスカッションさせていただいたことが、今も印象深く残っています。
実は、博士はとても日本通なお方。慶應大学で行われたセミナーでは、与謝蕪村の俳句に喩えて研究の面白さを語って下さいました。また鶴岡には7年前、まだHMTが出来る前にも来られたことがあるとのことで、建物や研究者の数など当時からの変化に驚かれていました。
同じ測定系を使っているだけに共通の課題についての情報交換をおこなったり、またカナダと日本の研究環境の違いについて教えていただいたりと、案内するこちらの方がむしろ勉強させていただいたような…
また夏にも日本に来られるとのことなので、再会を楽しみに待っています。