安定同位体ラベルされた代謝物質を測定する解析プラン

解析プラン特徴|エフスコープ

安定同位体によってラベルされた代謝物質アイソトポマーの試料中存在比を解析
解析プラン特徴|同位体ラベルによる解析

中心炭素代謝に関係する54種の水溶性・イオン性代謝物質が対象
解析プラン特徴|代謝経路解明

代謝経路ごとの活性の増減やその反応方向を解析可能

エフスコープは、13Cなどの安定同位体でラベルされた代謝物質を解析する世界的にも珍しいプランです。 糖リン酸やアミノ酸、プリン代謝物など、中心炭素代謝に関係する 54種の水溶性・イオン性代謝物質を解析します。 13Cなどでラベルされた代謝物質分子は通常分子と異なる質量電荷比をもつため、質量分析計による区別が可能となり、その解析結果から代謝経路ごとの活性の増減やその反応方向、代謝物質が細胞内でどのように利用されているのかが明らかになります。
 

結果は解析報告書にまとめます。また、Excelデータも納品いたします。

解析報告書には、以下のものが含まれます。

  • 検出されたピークおよび各代謝物質総和(アイソトポマーの合計)の相対面積値
  • 面積値を用いた群間比較結果
  • 各代謝物質総和の試料中濃度

解析条件

プラン概要 13Cなどの安定同位体標識された代謝物質(グルコースなど)を試料に取り込ませた上で、標識された原子がどのような物質に含まれるかを解析いたします。
添加したラベル体がどのような代謝物質に、どういった経路で代謝されているのかを明らかにすることが可能です。
(試料に添加する安定同位体標識された代謝物質の購入と試料への取り込みはお客様にお願いしております)
主な用途 エネルギー代謝におけるラベル解析
解析対象
  • 解糖系/糖新生、TCAサイクル、ペントースリン酸経路などの30代謝物質
  • またはそれらにアミノ酸など24代謝物質を加えた計54代謝物質
対象試料種 動物培養細胞・微生物培養細胞・培地・動物組織など
使用装置 CE-TOFMS
ラベル 13C
(その他のラベル体についてはお問い合わせください)
納期 お問い合わせください(年度内納品をご希望の方はご相談ください)

よくある質問

同位体ラベル解析とは何ですか?

自然界に一般的に存在するものとは異なる質量を持つ原子を同位体といいます。同位体を含む基質分子が代謝されて別の物質に変換されても同位体原子はそのまま残るため、同位体を「ラベル」として扱うことができます。 質量分析計は同位体を区別することができるため、同位体をラベルとして基質がどの代謝経路を通って何に変換されているかが解析できます。

 

どのようなラベルでも使用できますか?

F-SCOPEでは基本的に13Cを解析対象としていますが、その他のラベル体についても解析可能な場合がございますのでお問い合わせください。

 

どのようなサンプルが解析できますか?

解析対象試料に制限はございませんが、同位体ラベル解析は、ラベルされた基質を対象試料に効率よく取り込ませる必要があるため、細胞(動植物・微生物)を用いた研究において、細胞や培地を試料として行うのが一般的です。

 

何検体から注文できますか?

エフスコープは基本的に12検体からお受けしております。 検体数によってボリュームディスカウントをご用意しておりますのでお問い合わせください。

 

濃度定量できますか?

エフスコープでは全ての物質を濃度定量値でご報告いたします。

 

解析対象物質の一覧を確認したいです。

各種資料ダウンロードページにアノテーションリスト(解析可能な物質一覧)がございますので、そちらをご参照ください。

 

価格はどのくらいですか?

試験目的・試験規模・検体数によって価格が変わってまいります。詳細はお問い合わせください。

 

解析の依頼方法や流れが知りたいです。

「ご依頼方法~その後の流れ」をご覧ください。

 


さらに詳しい情報は資料ダウンロードにて

資料ダウンロードページでは以下の資料をご覧いただけます。

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