こんにちは。HMTの井元淳です。今日も朝から晴れて気持ちいいですね。
先日ETHチューリッヒのグループがメタボロミクスプラットフォームの比較を行っていましたが、今回私はメタボロミクスプラットフォームを提供する分析機器メーカーが配布しているボールペンの比較を行ってみました。
ベネルクス質量分析国際会議で配布されていた各分析機器メーカーのボールペン(非売品)…
こんにちは。バイオメディカルの大橋由明です。今週はヨーロッパ紀行の後半をお届けします。ベネルクス質量分析国際会議の様子などはヨーロッパのメタボロミクス(前編)をご覧ください。
ヨーロッパ最後の1日はパリ。帰国の前に午後の3時までオフです。しばらくメタボロミクスはお休み。
大橋はおのぼりさんらしくルーブル美術館とシャンゼリゼ通りをお散歩です。とは行っても今日は土曜日。パリの休日といえば聞こえがいいのですが、どこも混んでいます。とりあえずホテル近くから地下鉄に乗って、サン・ジェルマン・デ・プレ駅に降り立ち、セーヌ川の方へ歩いていきます。セーヌ川は美しい。感動しました。
セーヌ沿いの遊歩道を通ってルーブル美術館へ。世界中のおのぼりさんで超混んでいるので、お目当てのモナリザのところへ一目散。意外にも遠目でしか見られずに残念でしたが、これで「モナリザを見たことがある」と言えるようになりました。…
こんにちは、HMTの大賀拓史です。
ニュースリリースにも出ていますが、私が担当していた大阪大学・理化学研究所・慶應義塾大学との共同研究の論文が、海外の学術雑誌に掲載されました。一つの業務を達成したことはもちろん、研究者として発見を世に問うことが出来た嬉しさは、感無量の一言に尽きます。研究の概要をご紹介していますので、ぜひニュースリリースもご覧下さい。
今回の研究は、バクテリアが持つ酵素タンパク質の知られざる働きを、オミクス解析を使うことで発見できた!というものです。…
こんにちは。バイオメディカルの大橋由明です。
3月末に1週間、ヨーロッパ各地でメタボロミクスを語って参りました。
大手の食品・製薬・分析機器会社・大学を回り、さらにNVMS-BSMS 2009というベネルクス質量分析国際会議(オランダ質量分析学会とベルギー質量分析学会の合同会議)でポスター発表を行いました。スイス、ドイツ、オランダ、フランスの順にヨーロッパ大陸を縦に横にと移動の毎日でしたが、ヨーロッパの研究者がメタボロミクスに寄せる期待を大いに感じる旅となりました。今回のブログでは、会議の報告と、食べ物の話題などを2回に渡ってお伝えします。ちょっと研究の手を休めて、お付き合いください。…
そうです。こんにちは、HMTの大賀です。
いよいよ4月、新年度ですね。鶴岡の桜はまだ咲きませんが、よく見ると、もうすぐ蕾がはじけそうです。
そういえば去年、こちらの桜は東京や関西に比べて、少し色が濃いのかな?と思っていました。どうやらただの気のせいではなく、気候の違い、というちゃんとした理由があったようですね(さくらが咲きました参照)。
何気なくやり過ごしてしまう様なことにも、ちゃんとアンテナを張っていれば、面白い現象を見い出すことができるもの。そんな、科学の基本に、改めて気付かされます。
新入社員だった昨年度は、新しいことを覚えるのに精一杯で、見過ごしてきたものもたくさんあったような…今年度は改めて、好奇心を全開にして様々な分野に、メタボミクスと一緒に首を突っ込んでいこう!と思います。…
こんにちは。HMTの井元淳です。とうとう明日から4月ですね。
東京事務所のそばの桜が開花しました。葉っぱが混じっているのでもう葉桜になりかけているのかと思ったのですが、サクランボの木(ミザクラ系統)は、一般的な桜とは違い、花が満開の時から葉をつけ始めるのだそうです。ソメイヨシノより白い花弁をつけているのでオオシマザクラなのかもしれません。
金曜からは一気に暖かくなり、週末はお花見日和になるそうです。
桜の花弁の色を出しているアントシアンは気温が低いとたくさん合成され、気温が高いと分解されてしまうそうです。気温の低下に伴って分解され、紅葉に寄与するクロロフィルとは逆の動きをするんですね。
今年は一度暖かくなりましたが、また寒くなったので、たくさんのアントシアンが分解されずに残っているかもしれませんね。ついメタボローム解析したくなります。…
こんにちは、HMTの大賀拓史です
前回の記事で「もうすぐ季節の変わり目~」と書いた直後の先週末、鶴岡は雪が横から襲ってくる、冬真っ盛りの天気になってしまいました。溶けかけていた道端の雪だまりも復活し、会社と最寄りのコンビニエンスストアの間にも大きな壁が…今週はまた穏やかな天気が続いていますが、春の陽気にうかれることができるのは、もう少し先のようです。
そんな先週末、投稿していた論文のリバイスが届きました。アクセプトされるまでにはまだ課題が残っていますが、レビュアからのコメントも好意的で、ゴールが近い手応えを感じています。自分達の研究成果が認められ、科学誌に掲載される、ということは研究者として格別の喜びですね。せっかくのチャンスを確実に掴めるよう、論文の推敲に勤しんでいます。
話題は変わりますが、映画「おくりびと」が米アカデミー賞外国語映画賞を受賞して話題になっていますね。庄内地方がロケ地として使われていて、四季折々の風景や、庄内弁を堪能することができます。私も映画館に見に行ったのですが、ロケ地の近くで暮らしている方がいらっしゃったのか、風景や街並みを映したシーンで、周囲から「あぁ!」という声が聞こえてきたのを覚えています。
そのときは、まさか世界にまで広がる映画だとは思ってもみませんでしたが、自分達の身近にある自慢のものをたくさんの人に知ってもらえるのは嬉しいものです。願わくは、映画と一緒にたくさんの庄内のイイトコロを知ってもらえますように。…
こんにちは、HMTの大賀拓史です。
先日、大阪と東京で開催された、Agilent社主催のメタボロミクスセミナーでお話をして参りました。これまでの研究成果と共に、今までの経験から感じてきた「メタボロミクスから得られる結果をこんな風に見てみてはどうでしょう?」というご提案もさせていただきました。
これまで色々な方とディスカッションをしてきた中で、「メタボロミクスの結果は何となくスゴイと思うけれど、これをどう解釈すればいいの?」というたくさんの声を頂きました。実際のところ、測定値だけがズラリとならんだエクセルファイルを開くと、私自身も立ち眩みが起こるように感じます。真面目な方ほど、全ての値を評価しようとして膨大なデータの深みにはまられてしまい、中にはもうコリゴリと思われた方もいらっしゃるとか...
ですが、実はちょっとしたイメージの転換だけで、メタボロミクスのデータの見方はそれほど難しくない、と感じることができると思っています。…
HMTの井元淳です。今日は晴れて気持ちいいですね。
2月12日、13日に千里ライフサイエンスセンター(大阪府豊中市)、ベルサール八重洲(東京都中央区)で行われたアジレントメタボロミクスセミナーに協賛社として出展しました。今回で3回目となるメタボロミクスセミナーには、大阪会場・東京会場ともに定員を上回る皆様にお申し込みいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。先端生命科学研究所曽我先生の最新のガン研究の成果や、理化学研究所上田先生のリンネの花時計にヒントを得た体内時計の測定法など、おもしろい講演に参加者の皆様にもご満足いただけたのではないかと思います。
個人的には、アジレント様のセミナー運営を間近で見させていただけたことも大変勉強になりました。この経験をHMT主催のセミナーにも生かしていけるようにしたいと思います!
本セミナーで講師を務めさせていただいた大賀からも、続いてレポートいたします。…
HMTの井元淳です。東京は快晴ですが、昨日から庄内は大雪で、交通の便が乱れているようです。やっと本格的な冬が来るんでしょうか。
2月5日、6日に鶴岡本社で参加型メタボロミクスセミナーを行いました。お忙しい中お越しいただいた皆様ありがとうございました。
昨年行ったセミナーに引き続き、今回は「尿中代謝物の挙動追跡」と題し、非侵襲的にサンプリングできる代表的な検体である尿を、実際に参加者の方々ご自身に採取していただき、翌日までに解析して結果を示すというまさに参加型のセミナーでした。…