HMTは、第66回生物工学会大会(2014年 9月9日 – 9月11日)に出展いたします。
- 日時
- 2014年 9月9日(火)~ 9月11日(木)
- 会場
- 札幌コンベンションセンター(北海道札幌市)
ランチョンセミナーを行います。
動物細胞を用いたバイオ医薬品生産―代謝解析の観点から
- 演者
- 大政 健史先生
徳島大学大学院 ソシオテクノサイエンス研究部 教授
大阪大学大学院工学研究科 招へい教授
次世代バイオ医薬品製造技術研究組合 - 日時
- 2014年9月11日(木)11時45分~12時45分
- 場所
- C会場
- 参加費
- 無料(お弁当付き)
- 要旨
- 抗体医薬に代表されるようにバイオ医薬品は、近年の製薬産業の成長エンジンとなっている。これらのバイオ医薬品の生産は、基本的は生物を用いたものつくりプロセスであり、遺伝子組換え等の手法を用いた組換え細胞を用いた物質生産が主流となっている。バイオ医薬品生産に用いられる宿主細胞としては微生物、特に大腸菌が最もよく用いられているが、抗体に代表される糖蛋白質のように構造が大きく複雑なものには、動物培養細胞が宿主細胞として用いられている。中でもChinese Hamster Ovary(チャイニーズハムスター卵巣)(CHO)細胞はこれらのバイオ医薬品の宿主細胞として最も汎用されている細胞であり、CHO 細胞をベースとした様々な技術開発がなされている。一般的に動物細胞を用いた物質生産においては、エネルギー源としてグルコースとグルタミンの両方が用いられている。本講演においては、動物細胞培養における現状について紹介し、各種エネルギー源の抗体生産における影響ならびに、代謝工学的手法に用いた解析やアプローチについて紹介したい。
大会の詳細は第66回生物工学会大会ウェブサイトをご覧ください。