概要
会期 |
5月17日(金)~19日(日) |
会場 |
静岡文化会館マリナート 静岡県立大学 |
住所 |
〒424-0823 静岡市清水区島崎町214 〒422-8526 静岡県静岡市駿河区谷田52-1
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ランチョンセミナー
日時 |
5月18日(土)12時00分~13時00分 |
タイトル |
時間栄養学の糖尿病予防への応用とメタボローム活用の可能性 |
座長 |
早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構 規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門 部門長 矢澤 一良先生
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演者 |
早稲田バイオサイエンスシンガポール研究所 高橋 将記 先生
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体内時計に基づき、食事や栄養摂取の内容やタイミングを考える時間栄養学が注目されている。我々は、これまでにヒトの朝食と夕食の食後糖代謝を比較し、夕食時に血糖値が上昇しやすいことを報告している(Takahashi et al. Nutrients, 2018)。また様々な機能性食品や飲料を朝あるいは夕方に摂取することの抗肥満・抗糖尿病効果についてもマウスからヒトまで検証している。本セミナーでは、時間栄養学的視点に基づく糖尿病予防への応用を紹介するとともに、メタボロームの当該分野への活用の可能性についてお話したい。特に体内時計分野におけるメタボロームの活用例の紹介、また朝食と夕食時における食後代謝動態をメタボロームで評価した結果を中心に報告したい。さらに最近、個々人の体内時計に合わせた食後代謝動態の解析や東南アジア(シンガポール、マレーシア)への国際展開も進めているため、これらの国際共同研究も合わせて紹介したい。
学会の詳細は第73回日本栄養・食糧学会をご覧ください。