未利用バイオマスの発酵アップサイクル

 
未利用バイオマスの発酵アップサイクルとは、農業や食品製造過程などで生じる廃棄物や副産物を、発酵技術を用いて新たな価値のある素材や製品に変えることです。これにより、廃棄物の削減と資源の有効活用が実現され、環境負荷の低減にも貢献します。
また、発酵アップサイクル技術により、微生物を利用してバイオマスを分解・変換することで、特定の機能性成分を抽出することが可能です。この技術を用いて、食品や飲料、化粧品などの高付加価値製品の開発が進められています。
このように、未利用バイオマスの発酵アップサイクルは、環境保護と経済的価値の両立を目指す革新的な技術です。

HMTロゴとファーメンステーション社ロゴ

HMTは発酵アップサイクル素材開発のノウハウを持つ株式会社ファーメンステーションとの共同取り組みにより、未利用資源発酵物のメタボロームデータを販売提供するとともに、ヘルスケア分野において市場が拡大している機能性素材の開発支援を拡大し、食品・食材の高付加価値化のみならず、未利用バイオマス等の機能性表示取得を通じたアップサイクルを推進していきます。

アップサイクルフード支援イメージ


未利用バイオマスデータシート vol.2
-発酵素材メタボローム網羅解析 1,100成分-

「未利用資源 × 発酵」で得ることができる素材価値と多様性に関する成分データ

発酵アップサイクル技術による素材は、原料となる未利用資源の種類と、それらを発酵する菌の種類によって、多様な成分プロファイルを有します。高付加価値な特徴を有する食品素材の開発においては、官能的評価による香りや味に加え、機能性成分を含めた成分データを参照することが、有効なアプローチとなります。
HMTは株式会社ファーメンステーションとの共同取り組みにより、ファーメンステーション社にて作成された未利用バイオマスデータシートの第2弾として「未利用バイオマスデータシート vol.2 -発酵素材メタボローム網羅的解析1,100成分-」を販売提供しております。
「未利用バイオマスデータシート vol.2」は規格外農産物や製造残渣・副産物など代表的な未利用資源を様々な微生物で発酵させた場合の成分の変化や成分の違いをメタボローム解析により網羅的に解析したデータを提示しており、食品・飲料メーカーにおいて製造副産物や規格外品の有効活用に携わられている方、または、化粧品メーカーにおいてアップサイクル原料の素材探索を検討しているお客様の研究開発に大きく寄与する情報となっております。

未利用バイオマスデータシート vol.2のイメージ

「未利用バイオマスデータシート vol.2」におけるご提供データは、上記の発酵方法10種類の中から選定した5種類となります。その他の5種類に関するデータをご要望のお客様は別途ご相談ください。


ご購入検討のお客様へ

 
「未利用バイオマスデータシート vol.2」のご購入を検討中のお客様には、メタボロームデータの一部と、100検体に関するヒートマップの抜粋を無償でご提供させていただきます。下記リンク先のフォームを入力すると資料をダウンロードいただけます。

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お問い合わせ

 
「未利用バイオマスデータシート vol.2」については、下記リンク先「株式会社ファーメンステーション CONTACT FORM」よりお問合せください。

株式会社ファーメンステーション
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関連サービス

 
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