代謝パラメーターとはどんなものですか?
ご報告する代謝パラメーターは、細胞内エネルギー状態の指標となるアデニル酸エネルギーチャージや、肝臓機能の指標となるフィッシャー比、ミトコンドリア機能の指標となるLP比、各種アミノ酸総量などで、これらのパラメーターは生体機能や代謝状態を反映しています。代謝物質の絶対量(濃度)が得られて初めて算出することができるものです。
どのようなサンプルが解析できますか?
主に培養細胞、動物組織、血液を対象としています。
何検体から注文できますか?
シースコープは6検体からお受けしております。
検体数によってボリュームディスカウントをご用意しておりますのでお問い合わせください。
濃度定量できますか?
シースコープでは全ての物質を濃度定量値でご報告いたします。
濃度が分かるとメリットがありますか?
濃度が分かることにより
・異なる物質間での比較
・異なる物質同士の加減
・異なるバッチで分析した試験データの比較
が可能になります。
これにより、代謝パラメーターを算出したり、過去の試験データと統合をすることができます。
解析対象物質の一覧を確認したいです。
各種資料ダウンロードページにアノテーションリスト(解析可能な物質一覧)がございますので、そちらをご参照ください。
脂肪酸代謝は測定対象ですか?
脂肪酸は脂溶性代謝物質ですので、シースコープの測定対象には含まれておりません。
エルシーベーシックスキャンを組み合わせることにより炭素数の異なる脂肪酸やアシルカルニチンを測定対象に加えることができます。
ベーシックスキャンと何が違うのですか?
シースコープはエネルギー代謝に関わる116の代謝物質を高感度に解析し、全ての物質を濃度定量できるのが特徴です。
CE-QqQMSはCE-TOFMSに比べて感度はどのくらい違いますか?
ターゲットを絞って分析することにより、物質によりますが10倍から1000倍感度が上がります。
価格はどのくらいですか?
試験目的・試験規模・検体数によって価格が変わってまいります。詳細はお問い合わせください。
解析の依頼方法や流れが知りたいです。
「ご依頼方法~その後の流れ」をご覧ください。
測定サンプル量や試験デザイン、報告書などについてはこちらをご確認ください。