うつ病は「気分が落ち込む」、「何をしても楽しくない」、「何をするにも億劫」、「元気が出ない」等といった抑うつ症状が継続して、精神的、身体的に様々な症状が出る病気です。
うつ病の診断は、専門医の問診により行われますが、確度の高い診断は容易ではありません。
このため、受診者様の負荷が少なく、生物学的な基盤に立った診断情報をもたらす臨床検査マーカーが待ち望まれています。
HMTは、健常者とうつ病(大うつ病性障害)患者の血液中に含まれる500種類超の代謝物質を解析し、血中のPEA(リン酸エタノールアミン)濃度がうつ病患者で顕著に低下していることを明らかにしました。