第10回メタボロームシンポジウム

   mar第10回メタボロームシンポジウム

日程: 2016年10月19日(水)~21日(金)

会場: 鶴岡メタボロームキャンパス レクチャーホール

      (山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2)

主催: 第10回メタボローム実行委員会

共催: 慶應義塾大学先端生命科学研究所

後援: 山形県、鶴岡市

第10回目を迎えますメタボロームシンポジウムを
2016年10月19日(水)~21日(金)の 3日間にわたり、
山形県鶴岡市の慶應義塾大学先端生命科学研究所にて開催いたします。
本シンポジウムは、メタボロミクスの最新の技術や応用を発表、議論する場を提供し、
これを広い分野の方に知っていただくことにより、メタボローム解析技術をより多く
の研究と実用に活用できるようにすることを目的として2006年から毎年開催されております。

本年は、「プラントサイエンス」、「バイオ工学」、「新技術」、「腸内細菌、微生物」、「医薬」、「マルチオミクス」の
セッションを設け、初日には関西医科大学の小早川高先生をお迎えして
「匂いが誘発する恐怖行動と生理応答」と題して特別講演をしていただく予定です。
最新の研究成果を基にした熱い討論を通して、この研究分野の更なる発展に向けたシンポジウムにしたいと思います。
また、本会では庄内地方のグルメを堪能するA級グルメツアーや、
最上川の舟下りツアーも予定しておりますので、是非多くの皆様にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

 

 HMTは第10回メタボロームシンポジウムでランチョンセミナーをおこないます。

日時:2016年10月21日(金)12:00-12:40

演題:メタボローム解析が明らかにしたインフルエンザ脳症における新規バイオマーカー候補

演者:名古屋大学大学院医学系研究科小児科学准教授 伊藤嘉規先生

要旨:小児期の急性脳炎・脳症は、基礎疾患のない健常な小児が発症し、
意識障害やけいれんを伴う予後不良な疾患である。
インフルエンザ脳症は、日本における小児期の急性脳炎・脳症の約4分の1を占め、
世界的にも日本での発症頻度が高い。
インフルエンザ脳症患児と対照群の血清メタボロームプロファイルの比較から、
トリプトファン代謝経路の代謝物であるキヌレニン・キノリン酸の病態への関与が示唆され、
バイオマーカーとしての臨床応用を目指した研究を続けている。
本ランチョンセミナーでは、インフルエンザ脳症の病態と血中代謝物質による
 診断の可能性について紹介する。

 

 

 

 

 

 

 

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