中分子とは

 

中分子とは、低分子と高分子の中間に位置する化合物群で、一般的に分子量が約1,000から10,000の化合物を指します。ペプチドや核酸、その他天然物などが中分子として知られています。化学多様性に富んでいることが大きな特徴で、医薬品開発や材料科学など、さまざまな分野で重要な役割を果たしています。
その一方で、未知物質も含めた中分子領域の物質群を網羅的に解析した事例は少なく、"未開拓"といえる領域でした。
 
 
中分子とは

HMTの中分子受託解析サービス

HMTでは、キャピラリー電気泳動(CE)とフーリエ変換型質量分析計(FTMS)を組み合わせた独自のプラットフォームを応用し、血漿・血清中に含まれる中分子を網羅解析する技術を開発しました。中分子の中でも特にペプチド類を網羅解析するプラン「Peptide Scan Advanced(ペプチドスキャンアドバンスト)」としてサービスを提供しております。ペプチドをメインターゲットとしつつ、中分子サイズの未知物質を含めた網羅解析を行えることが特徴で、

  • バイオマーカーの探索
  • 生理学的な機序解明
  • 新規生理活性物質の探索

などにご活用いただけるプランとなっております。

ペプチドスキャンアドバンスト Peptide Scan Advanced(ペプチドスキャンアドバンスト)
血漿・血清中の中分子(主にペプチド)を網羅解析するプラン
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※上記メニュー以外にも特注対応可能な場合がございますので、中分子の解析でお困りの場合にはぜひお問い合わせください。