近年、がんにおいて新たな制御因子の発見が続くなど、がん研究を中心として代謝解析が再び大きな役割を果たすことが期待されています。
そこで基礎的な生化学メカニズムや代謝酵素を標的とした化学療法の開発を効率よく進めるため、代謝物質の挙動を総体として把握する技術(メタボロミクス)が採用されるようになりました。
一方でメタボロミクスにより様々な疾患特有のバイオマーカーが見つけられており、それらを利用した診断システム、疾患発症メカニズム解析、治療法・新薬開発等の種々の応用が始まっています。
本セミナーでは医学分野で代謝研究を牽引されている先生方をお招きし、最新のメタボローム研究例をご紹介いただきます。
日程・場所
開催概要
- 参加費
- 無料(あらかじめ参加申込みをお願いします)
- 主催
- ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
- お問い合わせ
- ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
営業・マーケティング部 井元淳
☎ 03-3551-2180 - お申込
- からお申し込みください
プログラム
15:00~15:05 | ごあいさつ |
15:05~15:45 | 癌抑制遺伝子p53によるグルタミン代謝制御の新展開
〜癌と生活習慣病における役割〜 千葉大学大学院医学研究院 細胞治療内科学 講師 田中 知明先生 |
15:45~16:20 | オートファジーの生理的役割:メタボローム解析から見えてきたこと
東京都医学総合研究所 蛋白質リサイクルPT プロジェクトリーダー 小松 雅明先生 |
16:20~16:40 | コーヒーブレイク |
16:45~17:25 | C-SCOPEによるがんの定量的エネルギー代謝解析
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社 研究開発本部 研究員 紙 健次郎 |
17:25~18:00 | ミトコンドリア病に対するピルビン酸ナトリウムの治療効果に関するメタボロミクス
東京都長寿医療センター 健康長寿ゲノム探索研究チーム チームリーダー 田中 雅嗣 先生 |
プログラムは予告なく変更することがあります。変更した場合は当ウェブサイトおよびご登録いただいたアドレスまでご連絡いたします。
会場
- 日時
- 6月13日(木)15:00-18:00 (受付開始14:40~)
- 会場
- AP品川 9F J+K
- 住所
- 〒108-0074 東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル
- アクセス
- JR・京急 品川駅高輪口徒歩約3分
大きな地図で見る - 定員
- 80名