HMTは宮城県で開催される第89回日本生化学会大会にてランチョンセミナーを行います
概要
会期 | 9月25日(日)~9月27日(火) |
会場 | 仙台国際センター |
住所 | 〒980-0856 仙台市青葉区青葉山無番地 |
ランチョンセミナー
日時 2016年9月27日(火)11時45分~12時35分
参加費無料(お弁当付)
「進化するメタボロミクス エネルギー代謝の追跡と検証」
演者 戸松 創(ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社)
代謝産物を網羅的に測定するメタボローム解析は、細胞内外の現象を生化学の観点から包括的に議論するために活用されております。また、遺伝子発現解析やタンパク質発現解析と組み合わせたマルチオミクス解析は生命現象の全体像を把握するために有効であり、メタボローム解析が利用される分野はさらなる広がりを続けています。
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(Human Metabolome Technologies Inc., HMT)は、代謝産物の網羅的分析において、検体の前処理からキャピラリー電気泳動-質量分析計(Capillary Electrophoresis-Mass Spectrometry, CE-MS)による分析を経て、データ解釈をサポートする主成分分析での多変量解析や分析データの代謝パスウェイへのマッピングまでをパッケージした受託解析プランを提供しております。キャピラリー電気泳動(CE)の特徴は、水溶性・イオン性の低分子に対して優れた分離特性を示すことです。そのため、CE-MSは糖リン酸, 有機酸, アミノ酸, 核酸などの分析に適しており、特に一次代謝を中心とした研究において強みを発揮いたします。また、液体クロマトグラフィー(LC)とは補完的な関係にあり、CE-MSの分析データとの統合は広範な生命現象へのアプローチに利用されております。
本講演では、研究の加速を目指したメタボローム解析の活用について、HMTの受託分析サービスの結果が論文に利用された事例を織り交ぜながらご案内いたします。
学会の詳細は第89回日本生化学会大会ウェブサイトをご覧ください。