予測精度を上げるため、選択物質数による指標のほか、独自の指標であるERとESを加えて解析を行います。ランキング形式で予測された機能を報告し、ランキング中で共通する機能を確認して、今後の開発候補となる機能を絞っていきます。
選択物質数:特定の機能キーワードと関連する代謝物の数を基準として機能性を評価する指標です。
ER:Enrichment Ratioの略。選択物質数がその数自体を評価する指標であるのに対し、ERは選択物質数が相対的に多いか少ないかを基準として機能性を評価する指標です。
ES:Enrichment Scoreの略。特定の機能キーワードと代謝物の関連について、その関連の再現性(文献報告数が多い場合) や新規性(文献報告数が少ない場合)を示す指標です。
