同位体ラベル解析とは何ですか?
自然界に一般的に存在するものとは異なる質量を持つ原子を同位体といいます。同位体を含む基質分子が代謝されて別の物質に変換されても同位体原子はそのまま残るため、同位体を「ラベル」として扱うことができます。 質量分析計は同位体を区別することができるため、同位体をラベルとして基質がどの代謝経路を通って何に変換されているかが解析できます。
どのようなラベルでも使用できますか?
F-SCOPEでは基本的に13Cを解析対象としていますが、その他のラベル体についても解析可能な場合がございますのでお問い合わせください。
どのようなサンプルが解析できますか?
解析対象試料に制限はございませんが、同位体ラベル解析は、ラベルされた基質を対象試料に効率よく取り込ませる必要があるため、細胞(動植物・微生物)を用いた研究において、細胞や培地を試料として行うのが一般的です。
何検体から注文できますか?
エフスコープは基本的に12検体からお受けしております。 検体数によってボリュームディスカウントをご用意しておりますのでお問い合わせください。
濃度定量できますか?
エフスコープでは全ての物質を濃度定量値でご報告いたします。
解析対象物質の一覧を確認したいです。
各種資料ダウンロードページにアノテーションリスト(解析可能な物質一覧)がございますので、そちらをご参照ください。
価格はどのくらいですか?
試験目的・試験規模・検体数によって価格が変わってまいります。詳細はお問い合わせください。
解析の依頼方法や流れが知りたいです。
「ご依頼方法~その後の流れ」をご覧ください。
測定サンプル量や試験デザイン、報告書などについてはこちらをご確認ください。