トリプトファン代謝パネルは、キヌレニンやキノリン酸、NAD+、セロトニン、メラトニン、インドール-3-酢酸など、トリプトファン代謝に関連する23種類の代謝物質を高感度に解析するプランです。
HMTのもつ特許技術を利用した測定装置を用いることで、キヌレニンやセロトニンなど、トリプトファンを起点とした代謝経路に属する様々な代謝物質を解析することが可能です。
測定対象は、トリプトファンの主要な代謝経路として知られるキヌレニン経路・セロトニン経路・インドール経路に属する23種の代謝物質となっており、更にそのうち17物質については、標準物質を用いた1点検量により算出した定量値をご報告いたします(測定対象物質はこちらからダウンロードいただけます)。
精神・神経系の医学分野や腸内細菌関連研究など、トリプトファン代謝に着目する様々な研究領域でお使いいただけます。
結果は解析報告書にまとめます。また、Excelデータも納品いたします。
解析報告書には、以下のものが含まれます。
- 検出されたピークの検出値(標準化面積値)
- 17物質についての試料中濃度
- Welchのt検定またはMann-WhitneyのU検定による群間比較結果
- 測定結果を代謝経路に描画したパスウェイマップ
- 各代謝物質に関する説明文
※高感度の測定装置を用いていますが、試料中の存在量によっては検出できない可能性もございますのでご了承ください。
弊社ホームページに掲載中の"Metabolite of the Week"では、トリプトファンの機能や役割について解説をしています。こちらもあわせてご覧ください。
Metabolite of the Week|トリプトファン