第67回日本生物工学会大会

HMTは鹿児島県鹿児島市で開催される第67回日本生物工学会大会にて出展およびランチョンセミナーを行います。

概要

会期 10月26日(月)~28日(水)
会場 城山観光ホテル
住所 〒890-8586 鹿児島県鹿児島市新照院町41−1
ランチョンセミナー 10月26日(月) 11:45-12:45 D会場(パールホール天平)

ランチョンセミナー
CHO細胞の抗体生産を代謝解析から考える
演者
鬼塚 正義先生(1), 大政 健史先生(1,2)
1徳大院・STS研,2阪大院・工
日時
10月26日(月) 11:45-12:45
開場
D会場(パールホール天平)
参加費
無料(お弁当付き)
要旨
 近年、抗体医薬品市場の拡大により、その製造技術開発が強く望まれている。特に抗体生産細胞の構築とその細胞培養は、抗体医薬品の生産量に直結する要因である。チャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞は抗体医薬品製造において汎用されている工業用動物細胞であり、様々な培養法や培養培地が開発されてきた。一方で、細胞増殖・抗体生産理解の基礎的知見としての細胞内代謝解析の例は少ない。即ち代謝の観点から「どうすれば生産量を上げる事が出来るのか」という問いに対して、スマートな解答を提案する事は難しいのが現状である。

 本セミナーでは抗体生産CHO細胞を用いた代謝解析の実例を紹介したい。本解析ではHMT社のCE-QqQMS解析を用いて、中心代謝(エネルギー、アミノ酸、核酸代謝)に着目した代謝物質の濃度定量を実施した。解析結果を概観しながら、「抗体生産量を上げるにはどうすれば良いのか」という問いに対して議論できればと考える。

ランチョンセミナーの参加には学会ウェブサイトからの事前登録をお願いします。

カテゴリーから検索

記事掲載年月から検索