つるおかSDGs推進パートナー

SDGs Tsuruoka partner
 当社は、「つるおかSDGs推進パートナー」です。「つるおかSDGs推進パートナー」として、今後も企業理念に沿った行動指針を全社共有の価値観として明確にし、地域の皆様と協力し、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

 弊社の取り組みについてはこちらのページをご覧ください(鶴岡市ホームページに掲載のPDFが開きます)。

鶴岡市では、SDGsの普及啓発やSDGsの達成に向けた取組を共に推進していくため、SDGsの推進に取り組む企業、団体、研究機関、特定非営利活動法人を「つるおかSDGs推進パートナー」として登録しています。鶴岡市のSDGsへの取り組みや「つるおかSDGs推進パートナー」の詳細につきましては鶴岡市のホームページをご参照ください。


メタボロミクス先導研究助成

HMT Grant Logo

 若手研究者にHMT の事業分野であるメタボロミクスを利用する機会を提供し、研究の奨励を通して、科学の発展と次世代の科学を担う人材の育成に寄与することを目的に、2009年に助成事業を開始しました。2010年度より、英語での応募も受け入れています。

 助成はメタボロミクスを利用し、当該分野の新たな領域を切り拓く独創的・挑戦的な研究を行う大学院生に対して授与し、生命科学・医学・環境科学など、対象分野は問わず幅広く募集しています。

受賞者の成果
2014年
  • Huijuan Jia, Wanping Aw, Manaka Hanate, Shoko Takahashi, Kenji Saito, Hiroshi Tanaka, Masaru Tomita, Hisanori Kato. “Multi-faceted integrated omics analysis revealed parsley (Petroselinum crispum) as a novel dietary intervention in dextran sodium sulphate induced colitic mice.” J. Func. Foods., 11:438–448, 2014.
    ジャーナルウェブサイト(全文)

  • Koike S, Bundo M, Iwamoto K, Suga M, Kuwabara H, Ohashi Y, Shinoda K, Takano Y, Iwashiro N, Satomura Y, Nagai T, Natsubori T, Tada M, Yamasue H, Kasai K. “A snapshot of plasma metabolites in first-episode schizophrenia: a capillary electrophoresis time-of-flight mass spectrometry study.” Transl Psychiatry., 4:e379, 2014.
    PubMed ジャーナルウェブサイト(全文)

  • Takahashi S, Saito K, Jia H, Kato H. “An integrated multi-omics study revealed metabolic alterations underlying the effects of coffee consumption.” PLoS ONE. 9(3):e91134, 2014.
    PubMed ジャーナルウェブサイト(全文)

  • Tsuno S, Wang X, Shomori K, Hasegawa J, Miura N. “Hsa-miR-520d induces hepatoma cells to form normal liver tissues via a stemness-mediated process.”Sci Rep., 4:3852, 2014.
    ジャーナルウェブサイト(全文) Scientific Reports注目の論文

2013年
  • Qin XY, Wei F, Tanokura M, Ishibashi N, Shimizu M, Moriwaki H, Kojima S. “The effect of acyclic retinoid on the metabolomic profiles of hepatocytes and hepatocellular carcinoma cells.” PLoS ONE. 8(12):e82860, 2013.
    PubMed ジャーナルウェブサイト(全文)

2012年
  • 津野智史、王心慧、篠田和香、銭衛斌、長谷川純一、三浦典正, microRNA単独導入による癌の幹性誘導に関するメタボローム解析, 第33回臨床薬理学会総会, 沖縄, 2012年11月29日

    Shoko Takahashi, 7th Asia pacific nutrigenomics conference, 2012年10月 高橋 祥子, 江頭 健二, 阿部 啓子, 加藤 久典, コーヒー摂取が食餌誘導性肥満モデルマウスに及ぼす影響の網羅的解析, 第66回日本栄養食糧学会, 仙台, 2012年5月20日

    平成24年度厚生労働科学研究費補助金政策創薬マッチング研究事業「メタボロミクスを活用した統合失調症と気分障害のバイオマーカー開発 」(研究代表者 功刀浩)

2011年
  • Sugiura Y, Taguchi R, Setou M. “Visualization of Spatiotemporal Energy Dynamics of Hippocampal Neurons by Mass Spectrometry during a Kainate-induced Seizure” PLoS ONE. 6(3):e17952, 2011. (マウスの脳における,てんかん発作時の代謝変動をCE-MSとイメージングMSの組み合わせで網羅的に定量的し,その動態を可視化した論文)
    PubMed メタブローグでの解説

    小池進介, 滝沢龍, 西村幸香, 里村嘉弘, 文東美紀, 岩本和也, 荒木剛, 笠井清登, 早期精神病における生物学的研究の臨床応用可能性, 第15回日本精神保健・予防学会, 東京, 2011年12月4日

    Shinsuke Koike, Kazuya Iwamoto, Yosuke Takano, Miki Bundo, Motomu Suga, Norichika Iwashiro, Yoshihiro Satomura, Tsuyoshi Araki, and Kiyoto Kasai. Metabolomic profiles of blood plasma in patients with first-episode psychosis: 第32回内藤コンファレンス, 山梨, 2011年10月19日

    Shinsuke Koike, Kazuya Iwamoto, Yosuke Takano, Miki Bundo, Motomu Suga, Norichika Iwashiro, Yoshihiro Satomura, Tsuyoshi Araki, and Kiyoto Kasai. Metabolomics of blood plasma in patients with first-episode psychosis: 第34回日本神経科学大会, 横浜, 2011年9月16日

    杉浦悠毅, イメージングマススペクトロメトリーによる脳の代謝の視覚化, 第36回日本医用マススペクトル学会年会 (招待講演), 大阪, 2011年10月16日

    杉浦悠毅, 質量分析による生体の代謝可視化 -プラクティカルな実験のポイントについて-, 第6回メタボロームシンポジウム (招待講演), 大阪, 2011年10月14日

    Yuki Sugiura, Mitsutoshi Setou, Visualization of Cellular Energy Status and Oxidative Stress by using Multiple Metabolite Ions in Imaging Mass Spectrometry, 59th Conference on Mass Spectrometry and Allied Topics, デンバー, 2011年6月8日

    杉浦悠毅, 質量分析で代謝を視る, 日本質量分析学会 春季シンポジウム(第137回日本質量分析学会関東談話会)(招待講演), 東京, 2011年5月19日

2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
  • 採択課題
  • 授与式
  • 受賞者からのメッセージ:

    この度、先導助成にてメタボローム解析を行わせて頂き感謝しております。また色々と解析方法、症例数、期間など柔軟に相談に乗っていただき、良い条件で解析が行わせていただけましたこと感謝します。自己免疫分野においてはまだ十分な知見がありませんが、少しづつ道は開けている感触があります。本研究の結果を今手元にし、これから更に深い解析を行っていきますが、必ず新たな知見が開けることを確信し期待が膨らんでおります。また研究を進めていくうちに知識が広がり、自分が成長するいい機会にもなりました。(高橋 宗史さん)

2012年
  • 採択課題
  • 授与式
  • 受賞者からのメッセージ:

    I strived to to elucidate the anti-inflammatory mechanisms of nutraceuticals in a colitic mouse model and I am indeed very grateful to HMT’s support which allowed me to fulfill my dream of using multi-omics technologies in my study. Unlike gene and protein expression which might indicate the potential for physiological changes, metabolites and their kinetic changes in concentration within cells, tissues and organs symbolize the real endpoints of physiological regulatory processes. Metabolic profiling has the necessary predictive power to become a tool for clinical use, particularly in the field of personalized medicine. Good Luck in your application!(Wanping Awさん)

    メタボロミクスは、複雑な内部関係を有す系に対しても全体的鳥瞰が可能になっています。がん細胞や生体内の代謝産物を包括的に観測することによって、特異的あるいは病態特異的な脂質、糖、アミノ酸、核酸関連物質などの代謝産物群を体系的あるいは網羅的に解析できます。代謝産物情報に基づき、がんの早期診断や予後診断、および有効な治療薬・治療法の開発と確立に役立つマーカーの開発につながる次世代創薬に道を開く有意義なものだと考えられます。今度の研究助成をうけることは、自分の夢を一歩前に進めるチャンスだと思っています。今後も研究を一生懸命頑張っていきたいと思います。(秦 咸陽さん)

    私は以前よりメタボローム解析に興味がありました。ただメタボローム解析は、お金もかかりますし、一学生である自分としてはなかなか提案できずにいました。今回、このような機会を与えていただき、大規模で、質の良いメタボローム解析を行うことが出来ました。このようなチャンスはなかなかありませんので、メタボロームに興味のある方は是非応募してください。(蛭子 雄太さん)

2011年
  • 採択課題
  • 授与式
  • 受賞者からのメッセージ:

    メタボローム解析はがん分野をはじめ、多くの分野で注目をされている最先端の研究の一つです。最先端の研究の一つに自分のテーマを採択していただき、さらに自分の研究を発展させる向上心が湧きました。今後も研究を一生懸命頑張ろうと思いました。(宮田五月さん)

    私は食品・栄養科学を専門に研究を行っていますが、本分野において今後メタボロミクスの需要は高まると考えています。応募者の皆様も、それぞれの研究分野でメタボロミクスを用いた研究成果をあげることができるよう、応援しています。(高橋祥子さん)

2010年
  • 採択課題
  • 授与式
  • 受賞者からのメッセージ:

    本助成金によって、網羅的解析の面白さを他の研究者にも分かっていただき、研究室でも一つの大きなプロジェクトとして認められるようになりました。 この助成金ですべての研究を完成させることは難しいかもしれませんが、大きな一歩になることを期待しています。(小池進介さん)

    若手研究者へひらかれた大きな大きなチャンス。研究助成をいただいたことはもちろん、HMTの皆さんはじめメタボロームの分野で活躍される研究者の方々の熱意に直接触れることができ、大いに刺激を受けました。(鳥居ゆかさん)

2009年
  • 採択課題
  • 授与式
  • 受賞者からのメッセージ:

    メタボロミクスに対する知識がほとんどない状態で応募しましたが、解析をしていただいた結果、面白い知見を得ることができ、それを基に現在、研究を進めていくことができています。違った方向から新たな情報を得ることができる貴重な機会です。是非がんばって下さい。(吉田あゆみさん)

    先端の分析技術は,医学/生物学のフィールドの研究者からはどうしても”敷居が高くなってしまう”傾向があります.たとえば,質量分析が有用であり,今後ますます使いこなしていくことが求められるのは分かっていても,機器が高額(壊れたらどうしよう),専門性が高い(何から始めればいいか分からない)という心理的な障壁,さらに機器にアクセスできないという物理的な障壁があると思います.HMT社の先導プロジェクトは,このような壁を取り払い,これからの世代の研究者が先端技術をよく理解し,取り入れていく理想的な機会だと思います.私個人としてこのプロジェクトに感謝するとともに,多様なフィールドの研究者に新しい技術が開かれれば,と思います.(杉浦悠毅さん)


こども科学実験教室

HMT csr pic3
HMT csr pic3

 次世代を担う子供たちのために研究開発を通して社会に貢献していきたいという理念の下、2008 年より毎年夏休みに、本社を置く山形県鶴岡市のある庄内地方の小学4年生~6年生を対象として、科学のおもしろさを伝える「こども科学実験教室」を行っています。  こども科学実験教室『科学の楽しさを伝えたい』という想いの下集まった社員が子どもたちを指導し、コミュニケーションを図りながら実験教室を作りあげています。「理科室」ではなく「研究所」にしかないような実験器具を使うなどして、科学に興味を持ってもらえるよう工夫しています。

 『科学の楽しさを伝えたい』という想いの下集まった社員が子どもたちを指導し、コミュニケーションを図りながら実験教室を作りあげています。「理科室」ではなく「研究所」にしかないような実験器具を使うなどして、科学に興味を持ってもらえるよう工夫しています。

2018年「気象観測を学ぼう!」
2017年「ふしぎな物質 ウーブレック」
2016年「みんなできれいな水を取り戻そう」
2015年「どろぼうをつかまえろ!」
2014年「カリンバ指ピアノ」
2012年「ナイトアンドデイ」
2011年「未来の車、ソーラーカー」
2010年「パスカルのクレーン」
2009年「ふしぎな物質オーブレック」
2008年「どろぼうをつかまえろ!」

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