こんにちは、バイオマーカー・分子診断事業部の藤森です。当社の研究員である篠田と共に、福岡県小倉のリーガロイヤルホテルで10月7日(木)から9日(土)まで行なわれました第32回日本生物学的精神医学会に参加してきました。
今回の学会は、精神医学の研究分野において、血液生化学、遺伝学、画像研究などを用いて、生物学的メカニズムに踏み込もうとしている先生方が発表される場でした。HMTの研究員という立場から、精神疾患のバイオマーカーについては一体どこまで分かっているのだろうか?という点に興味を持ち、参加しました。…
こんにちは、HMTの大賀拓史です。
アメリカ合衆国ではいよいよ、新しい大統領の時代、新しい政治が始まりましたね。経済問題や国際政治など、かの大国がどう変わっていくのか気になる点はたくさんありますが、個人的には、新しい政府がサイエンスに与える影響、という点が興味深いところです。
近代の歴史を振り返ると、宇宙開発や胚細胞の研究など、それぞれの時代でアメリカという国家の方針、あるいは大統領の意見は、世界の科学研究の方向性に大きな影響を及ぼしてきたように思います。もちろん、これまでも現在も、世界の研究の方向性がアメリカ一国で決まる、というようなものではありませんし、今後もそうだろうと思います。それでも、やはり今後のサイエンスの方向性や流行を考えてみるとき、かの国の政策が持つ影響力は、大きなものではないでしょうか。…