鳥取大学医学部 三浦典正先生へのインタビュー、後篇です。前篇はこちら。
―先生のご研究へのモチベーションとなっているものは何ですか?
医師になろうと思ったきっかけは、ちょうど大学に入る前に「死よ驕るなかれ
」という本を読んだことです。未分化型脳腫瘍のお子さんの闘病記なんですけど、書いておられるのは父親で、アメリカ人のジャーナリストの方です。お子さんの闘いぶりを読んで、癌がこの上なく憎たらしくなりまして、医学部に進みました。…
研究開発本部の山本です。
前回までは、主成分分析の因子負荷量が、主成分スコアと各代謝物質レベルとの(ピアソンの)相関係数で定義されること、またソフトウェアによって因子負荷量の定義が異なるので、使用される際にはお使いのソフトウェアをご確認していただく必要があることをご説明しました。
今回は、因子負荷量の仮説検定を用いて、代謝物質を選択する方法についてご紹介します。…